Adobe Camera Raw と X-Trans

Lr な皆様、ワークフローはどんな感じなんでしょ?

Lightroom をお使いの富士ユーザの皆様、RAW現像はどの様に行っていますか?

Lightroom は Camera Raw を利用して処理している訳ですが、X-Trans なファイルではシャープさに欠けたり、奇妙な模様 (wormy effect) が現れたり、色が大きく異なる境界の処理が変だったりと、色々問題があります。シャープ感を出すだけならシャープの量ではなくディテールで調整するという方法もありますが、結構無理があるのです。

色々やった結果、私は Lr のプリセットを作ったり写真毎に設定を追い込むよりも、Iridient X-Transformer に食わせて DNG にしてから Lr で扱うようにしています。一旦 Lr に取り込んで、プレビューしつつ、使えそうなのをプラグイン経由で変換させる流れ。

Camera Raw 11.2 アップデート

まだ自分では試せていませんが、この度のアップデートではシャープ処理の改善があるそうです。

といっても、従来のシャープ機能を置き換える訳ではなく、機械学習ベースの新機能「Enhance detail」として「追加」されたようです。X-Trans だけでなくベイヤー配列のセンサも対象ですが、「ベイヤーセンサと、X-Trans」という風に強調した書き方になっています。問題は認識してくれていたのでしょう。

Fuji Rumors の記事を見ると

  • 効果は確かにあり、アーティファクトなしの画像が得られる
  • Iridient X-Transformet よりシャープでクリーン (!!)
  • すっごくプロセッサを使い、遅い

らしい。仕上げに用いるのが良いのかな…、という感じ。全てに気軽に適用して、細部までみて採用・不採用を決めたり、他の設定を追い込む使い方は難しそうですね。

あれ、でも、取り込んでからプラグインで X-Transformer に送るのとあまり手間は変わらない…?

コメント欄では、Camera Raw は X-Trans の処理がひどいのではなく、全てにおいてひどい。X-Trans だとアラが分かりやすいだけ。とか、色々書かれちゃってますけど(笑)

まあ、てこ入れしないといけないとは思っていたのでしょう。

Capture One はそこそこうまく処理するらしく、最近はフジのフィルムシミュレーションも載ったりで、移行したユーザも多いみたいだし。私も検討中。ただちょっと高いのよね…。まともに試用するには、結構しっかり使い込まないといけないし。

その後

色々見ていると、「確かに少しディテールは豊富になるけれど、時間がかかる割に得られるものは少ない」的な意見が多いようです。結局他の選択肢を検討すべきと。

私は…

長らく Lightroom を使用してきましたが、X-Trans のデモザイク処理とサブスクリプション化、とどめの値上げ騒動と、今の所割とうんざりしている勢です。

乗り換え先候補は、Capture One + Affinity 製品。どうせ Mac でしかやらないので。

Capture One Pro for Fuji が半額セール実施中のため、数枚の RAF ファイルを試用版でいじってみて Lr と同等以上の品質と速度であることを確認後、さくっと購入してみました。Iridient X-Transformer より良いかはまだ判断出来ていません。今後じっくり試してみます。

イルミネーションの点光源などは、やはりカメラ内 JPEG ほどうまくやってくれませんが、その他は概ね問題なさそうです。Camera Raw より不自然さは少なく、シャープにも出来ます。

あとはカスタマイズと慣れでしょうね。画面構成やライブラリの構成、プリセットなどもこれから詰めます。X-Transformer との併用もあり得ますかね。

なお、for Fuji からフルバージョンへは買い直しでは無くアップグレードという形をとれるようです。購入後、金額が見られます。変動するかも。今フルバージョンを買いたいにしても、半額の for Fuji / Sony を買ってからアップグレードした方が少し安く付くかも?

Illustrator は Affinity Designer に乗り換え済み。Photoshop も数ヶ月以内に Affinity Photo に移行予定。Good bye, Adobe!

X-H1 でフォーカスブラケット撮影して、1枚に合成してみた

写真をクリックすると拡大 (横2560pxですが) 表示するので注意。

こっから

X-H1 / 80mm / F8 / ISO400 / 1/420sec

ここまで

X-H1 / 80mm / F8 / ISO400 / 1/420sec

上の写真は、最初と最後の2枚。カメラ内 JPEG そのまま。

XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro を使用した被写界深度の浅いマクロ撮影、手持ちで撮った (若干のずれがある) 5枚の写真を、RAW 現像した後、Photoshop で合成してみました。+レタッチして、こんな感じ:

X-H1 / 80mm / F8 / ISO400 / 1/420sec

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