やっぱり欲しい X-T30

ちゃんとクラシッククロームも付いているし、センサもプロセッサも X-T3 に準拠しているし、サブ機として欲しい。

付けっぱなし用に小さめの広角レンズも欲しいかも。レンズキットにするかなあ、という感じです。

あくまでもサブ機なので、少し値段がこなれてからにすると思います。キャンペーンと見比べてですけれど。

X-H1 はまだ高い内に、某店で最初の購入者になってしまったから、今度は少しおとなしめに。

500px (他) がお漏らししたらしいのでご注意

ユーザにはメール等で通知されていると思いますが、500px (他) から個人情報が流出しています。

少なくとも 500px においては、

  • 氏名
  • ユーザ名
  • メールアドレス
  • 一方向にハッシュ化されたパスワード
  • 住所 (国〜市部分、入力している場合)
  • 誕生日 (入力している場合)
  • 性別 (入力している場合)

が 2018年7月5日頃 に外部から取得されたとのこと。他のサービスからの流出データと合わせ、今週からダークウェブで販売されているとのことです。

500px では第三者の専門家と連携した上で問題を分析し、非常に深刻であると認識しているようです。個々のアカウントへのアクセスは確認されていないものの、予防的措置としてパスワードの変更を求めています。

パスワードそのものは漏れていませんが、他と使い回ししている場合は、それぞれに違うパスワードを使うよう見直すことをおすすめします。使い回していると、ユーザ名やメールアドレスのように通常そのまま保管されているものが漏れただけで致命的になりますからね。

しかし、自分で Web サービスを立ち上げるのが怖い時代になってしまったなあ…。

Adobe Camera Raw と X-Trans

Lr な皆様、ワークフローはどんな感じなんでしょ?

Lightroom をお使いの富士ユーザの皆様、RAW現像はどの様に行っていますか?

Lightroom は Camera Raw を利用して処理している訳ですが、X-Trans なファイルではシャープさに欠けたり、奇妙な模様 (wormy effect) が現れたり、色が大きく異なる境界の処理が変だったりと、色々問題があります。シャープ感を出すだけならシャープの量ではなくディテールで調整するという方法もありますが、結構無理があるのです。

色々やった結果、私は Lr のプリセットを作ったり写真毎に設定を追い込むよりも、Iridient X-Transformer に食わせて DNG にしてから Lr で扱うようにしています。一旦 Lr に取り込んで、プレビューしつつ、使えそうなのをプラグイン経由で変換させる流れ。

Camera Raw 11.2 アップデート

まだ自分では試せていませんが、この度のアップデートではシャープ処理の改善があるそうです。

といっても、従来のシャープ機能を置き換える訳ではなく、機械学習ベースの新機能「Enhance detail」として「追加」されたようです。X-Trans だけでなくベイヤー配列のセンサも対象ですが、「ベイヤーセンサと、X-Trans」という風に強調した書き方になっています。問題は認識してくれていたのでしょう。

Fuji Rumors の記事を見ると

  • 効果は確かにあり、アーティファクトなしの画像が得られる
  • Iridient X-Transformet よりシャープでクリーン (!!)
  • すっごくプロセッサを使い、遅い

らしい。仕上げに用いるのが良いのかな…、という感じ。全てに気軽に適用して、細部までみて採用・不採用を決めたり、他の設定を追い込む使い方は難しそうですね。

あれ、でも、取り込んでからプラグインで X-Transformer に送るのとあまり手間は変わらない…?

コメント欄では、Camera Raw は X-Trans の処理がひどいのではなく、全てにおいてひどい。X-Trans だとアラが分かりやすいだけ。とか、色々書かれちゃってますけど(笑)

まあ、てこ入れしないといけないとは思っていたのでしょう。

Capture One はそこそこうまく処理するらしく、最近はフジのフィルムシミュレーションも載ったりで、移行したユーザも多いみたいだし。私も検討中。ただちょっと高いのよね…。まともに試用するには、結構しっかり使い込まないといけないし。

その後

色々見ていると、「確かに少しディテールは豊富になるけれど、時間がかかる割に得られるものは少ない」的な意見が多いようです。結局他の選択肢を検討すべきと。

私は…

長らく Lightroom を使用してきましたが、X-Trans のデモザイク処理とサブスクリプション化、とどめの値上げ騒動と、今の所割とうんざりしている勢です。

乗り換え先候補は、Capture One + Affinity 製品。どうせ Mac でしかやらないので。

Capture One Pro for Fuji が半額セール実施中のため、数枚の RAF ファイルを試用版でいじってみて Lr と同等以上の品質と速度であることを確認後、さくっと購入してみました。Iridient X-Transformer より良いかはまだ判断出来ていません。今後じっくり試してみます。

イルミネーションの点光源などは、やはりカメラ内 JPEG ほどうまくやってくれませんが、その他は概ね問題なさそうです。Camera Raw より不自然さは少なく、シャープにも出来ます。

あとはカスタマイズと慣れでしょうね。画面構成やライブラリの構成、プリセットなどもこれから詰めます。X-Transformer との併用もあり得ますかね。

なお、for Fuji からフルバージョンへは買い直しでは無くアップグレードという形をとれるようです。購入後、金額が見られます。変動するかも。今フルバージョンを買いたいにしても、半額の for Fuji / Sony を買ってからアップグレードした方が少し安く付くかも?

Illustrator は Affinity Designer に乗り換え済み。Photoshop も数ヶ月以内に Affinity Photo に移行予定。Good bye, Adobe!